【逃げ上手の若君:聖地】諏訪大社 上社本宮 子どもとも楽しめる!【長野県諏訪】

子どもとおでかけ

逃げ若」アニメ始まりましたね〜

諏訪地域では原作が地元書店のメインコーナーに設置されたり、かなりパワープッシュされています。

アニメから入った私ですが、

地元の知っているところや小ネタが満載でかなり楽しんで見ております。

ぜひたくさんの方に諏訪へお越しいただきたいのですが、

ママたちってなかなか聖地巡礼できないですよね…

どうしても家族で楽しめるスポットへ行きがち…

逃げ若聖地巡礼したい!というママたちへ!

子連れポイントも掲載していますので

ぜひご覧ください!

小学生以上なら、かなり歴史の勉強になるはず!

自由研究にも良さそうですよ〜

ご家族みんなで諏訪を楽しんでもらえたら嬉しいな〜

上社本宮

くうたろう
くうたろう

写真諸々準備中です…

時行たちの過ごした諏訪大社

まず前提に、諏訪大社上社には「前宮」と「本宮」の2社があります。

原作を見るに、時行たちは「本宮」に匿われたのだろうと思います。

原作公式HPトップにも使われている、今回は上社本宮の聖地巡礼をしてみます。

下諏訪の下社の写真もありますので、下社もまた後日。

雫ちゃんが

「諏訪の神様は狩猟の神様だから、他と違ってガンガン(動物を)食べる」と言っていましたね。

諏訪の神様については本当に(めちゃめちゃ本当に)諸説あるそうですが

戦神」と言われているのは地元でもよく聞きます。

まずはこちら、大鳥居。

続いて御柱(おんばしら)。

そして、拝殿。

あとは、一瞬ですが時行が池に足をつけている描写もありますね。

正面の鳥居から入ってすぐ左の手水舎(手をゆすぐところ)の裏に小さな池があります。

こちらどうやら『諏訪湖の名残』とも言われているそうです。

今は本宮と諏訪湖は10Kmほども離れていますが、

鎌倉時代には境内まで諏訪湖の水が来ていたのでしょうか。

こちらは頼重殿を祀った供養塔

これは本宮とは離れた諏訪大社前宮に位置しています。

前宮編はまた別記事を作成したいと思っています。

というかこれ、近くの畑から出土したらしいのですけれど…。すごい。

諏訪地域は縄文文化が盛んだったこともあって、

新築住宅を建てる際にも、基礎作りの前に一回、遺跡調査が入ります。

我が家もそうでした。「遺跡調査」とかワクワクする響きなんですが。

くうたろう
くうたろう

残念ながら我が家は何も出土せず。

この縄文文化、何気なく出したワードですが、実は逃げ若にも関りが…。

諏訪地域の黒曜石

諏訪信仰からは少し離れますが、この地域では古代から黒曜石が豊富だったそうです。

諏訪市のお隣、茅野市には縄文時代の痕跡が多々残っています。

国宝の「縄文のビーナス」「仮面の女神」は教科書で目にしたことがある方も多いのでは。

縄文文化が栄えた要因の一つに豊富な黒曜石の影響があったようです。

加工しやすく、しかし硬度のある黒曜石は、狩猟の道具にぴったり。

この黒曜石、逃げ若アニメ3話で出てきましたね。

そう、「大猪の牡丹」討伐の際、亜矢子と弧次郎が誘い込んだ、
1本立ちのカラマツの崖下に煌めいていたあの刺々しい大岩です。
刀や弓矢も通らぬ大猪でしたが、黒曜石の塊に突き刺さり絶命しました

作家さんてすごいですね。

作品のに該当する時代背景だけでなく、地域の歴史や文化についてもよく調べられている!と

地元民ながら驚きましたし、とても嬉しく思いました。

ちなみにこの黒曜石、どうやらマイクラにも出てくるのですね~。

マイクラファンの子供たちが

黒曜石を見に茅野へ遊びに来てくれるきっかけになっているそうで。

これもうれしい限り。

縄文文化・黒曜石については茅野市の尖石縄文博物館に展示がされています。

ぜひ、夏休みの自由研究の題材にいかがでしょう。

さらに蛇足ですが、私の夫は中学時代の授業中に

「近くの畑から縄文のハニワが出土したぞ!!」と大ニュースになり

授業を中断して、全校生徒で畑から頭の出た仮面の女神を見にいったそうです。

縄文文化を身近に感じるきっかけになりそうです。

諏訪の御柱(上社)

諏訪大社に来たからには見ておきたい御柱(おんばしら)。

日本三大奇祭のひとつともされています。

(調べたら三大奇祭は13もありました!)

御柱祭の時期以外では正直「あ~なんかでっかい柱が立ってんな~」くらいの感想ですが(汗)

御柱祭を間近で見るとなかなかクレイジーでエキサイティングな祭りです。

最近は観光客の方も一緒に御柱が引ける風潮なので

次回の御柱は寅と申の年なので2028年、令和10年の年。

タイミングが合えばぜひご家族でいらしてください。

御柱とは…

御柱は各地区ごとに担当の柱が振り分けられます。

担当の柱を決めるくじ引き前をその年の2月に行いますが、

ガチ勢の地区は男衆が真冬に連日朝から水浴びして

(諏訪地域の朝は普通に-10度とか行く)

身を清めて一世一代の大勝負に挑みます。

「本宮1の柱」が花形の大本命。その年一番立派な柱を担当することになります。

そこから、本宮2,3,4ときて

前宮1,2,3、4の柱まで計8本。

どの柱も10~15トンの重さがあります。

それぞれ目的地が少しずつ違いますが、

原村の山から諏訪大社の境内まで約15Kmの道のりを人力のみで柱を運びます(里引き)。

計二日間の工程で、途中何か所か見せ場となるポイントがあります。

簡単にご紹介~

  • 穴山の大曲(あなやまのおおまがり)
    約90度のカーブを曲がります。
    車が2台すれ違うのがギリギリの道幅で狭く、難所で有名です。
    民家の間の道になるので、
    時々柱や柱の装飾のひとつである左右にある角のような「めど」が
    住宅にぶつかって民家が損傷する事態も。
    近隣住民の方は御柱保険なるものに入っているとか。
  • 木落し(きおとし)
    御柱2日目のハイライトのひとつ。
    傾斜30度、約80mの坂を柱に乗って滑り降ります。
    上社は「めど」がついているので(下社の御柱には無い)
    いかにまっすぐ綺麗に落とせるか、という芸術点的なところもある。
    柱の先頭で最後まで落ちずに滑り切るのが、諏訪の男のステータス。
    ここは普段は公園となっており、
    坂のふもとを走る電車が良く見える、子供におすすめのスポットです。

  • 川越し(かわごし)
    こちらも里引き2日目のハイライトのひとつ。
    上記の木落しの興奮冷めやらぬうちに、
    今度は柱を引いて40mの川幅の川を超えるというイベントがやってきます。
    御柱の里引きが行われる4月は諏訪地域はまだまだ寒く、
    どの家もこたつやストーブがしまえずにいる時期です。
    前々回の川越しは雪が降っていました。
    そんななかを諏訪の男衆はザブザブと柱を引きながら水に入り、川を渡ります。
    柱のお清めという意味があるそうですが、見てても寒い…。
    気合で渡っています。

近くのおすすめランチ&カフェ

  • spicecafe ananda (スパイスカフェ アナンダ
旗が目印!!

ネパール料理のダルバート、カレーのお店。

ダルバートとはネパールの家庭でよく作る定食料理みたいなものだそう。ひよこ豆のスープとご飯、その周りにスパイスの効いたおかず諸々。このお店ではカレーとセットで提供しています。

なかなか日本料理では感じられないスパイス感でクセになります。ご飯も現地のお米なので日本のご飯とは違います。

その分、好みは分かれるかも。

私は大好きで時々無性に食べたくなります。

スープとご飯はおかわり自由。→現在お米の高騰で2杯目から有料となっていました!

いつもお腹ぱんぱんになるの分かっていますが、おかわりしてしまいます。

子ども用カレーもあります。

ただし、こちらも日本のお米とは違うのでご注意を!

うちの息子は見た目から入るタイプなのでダメでした(泣)

  • ソファー席あり
  • お子様メニューあり
  • 駐車場あり
  • 生アイスとヘーゼルナッツフィナンシェの店 Het’s (ヘッツ)

作りたての凍らせていないアイスのことを、生アイスというそうです。

本宮から徒歩5分

とても濃厚で美味しいアイスです🍨

  • 店内飲食可
  • 駐車場あり
    週末は混んでいるので諏訪大社駐車場から歩いた方がいいかも。

諏訪大社上社・子連れポイント

  • ベビーカー利用 
    正直難しいと思います。
    スロープを設けてくれてもいますが、抱っこ紐が無難です。
    階段やちょっとした段差、砂利や土も多いです。
  • 御朱印集め
    諏訪大社には下社も併せて4社ありますが、4社それぞれで御朱印がいただけます。
    スタンプラリーみたいで楽しいですね。
    全部集めるとちょっとした記念品が頂けます。
  • トイレ
    大鳥居を入ってすぐと、仲見世の広場のところにあります。
    比較的新しく綺麗で子どもにも使わせやすいと個人的には思います。
  • 食べ歩き
    参道の仲見世には手焼き煎餅やソフトクリーム、かき氷、焼き栗、
    冬はおでんやおしるこなど売っています。
    子供のちょっとした「お腹空いた!」に答えられる!
  • 諏訪市博物館の足湯
    境内を出て仲見世を終わりまで歩くとすぐ道向かいに博物館があります。
    そこに無料の足湯が。
    運転を頑張ったパパたちは一息どうぞ〜。

アクセス・駐車場

参拝者の専用駐車場は周りに4箇所あります。

子連れにおすすめなのは地図の印のところ。

諏訪大社前の大きい通りから、仲見世前まで進み左折。

2件ほど進んだ先に、左手にある駐車場です。

降りてすぐに境内なので、移動が少なくて済みます。

仲見世を通らないので

先にお土産や食べ歩きのトラップにかからずに

お参りできるメリットも(笑)

参道から正面に見えるところでは無いし

メインのところより少し小さいので

観光バスは止まらないし、割と穴場かと。

参拝時間

公式HPより。

参拝時間
 授与所 8時半〜17時
 宝物殿 9時〜16時

授与所はお守りやおみくじなど購入できます。

御朱印もこちらで頂けます。

参拝のみでしたら、特に閉門時間などは設けられていません。

おわりに

上社のある地域は山沿いで、午後になると陽が陰ってうっすら暗くなります。

夏だと日陰が増えて少し過ごしやすくなります。

また木漏れ日も優しくなり、境内の木々を眺めやすくなると思います。

とても雰囲気のある場所ですので、ぜひお参りだけでなく境内をぐるっと回ってみてください。

目も心も癒されます。

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