2024年5月、GW後の週末に長野県茅野市の「蓼科グランドホテル 滝の湯」に子供と宿泊してきました。
度々、Instagramなどでも紹介されるこの旅館。
最大の目玉は近年新設された「蓼科キッズパーク」等の子供向け施設だと思います。
なかなか旅館にない規模です!
今回は、大人3人(高齢者1名含む)、子供2人(0歳6ヵ月、3歳)で行ってきました。
宿泊した部屋は「スカイコンフォートフロア 洋室32平米」のお部屋です。
該当客室は本館の6・8階に計29室あるようですが、今回は6階のお部屋になりました。
スカイコンフォートフロア|客室|【公式】蓼科グランドホテル滝の湯 信州・蓼科高原子連れ旅行 (takinoyu.co.jp)
景観は建物の屋根が8割方でしたが、当ホテルでの宿泊目的はキッズパークと大浴場ですので部屋での滞在はさほど重要視していませんでした。
ですので私たち家族は、特に今回の、ほぼ屋根ビュー(笑)は
特に気になりませんでしたが、
景観重視の方は
同じスカイコンフォートフロアでもより広いお部屋や
客室露天風呂付きのリバーフロントテラスなど、
より上位ランクのお部屋の方がいい羨望に当たりやすいかもしれません。
一番確実なのは宿への直接の問い合わせかと思います。参考までに。
しかし、このお宿の一番の押しは何といってもキッズ・ベビーフレンドリーのお部屋だと思います。
私は今回急遽立てた旅行計画でしたので予約ができませんでしたが、
事前に計画できる子連れ旅行ならばキッズデラックスルーム、ベビーデラックスルームが
お勧めだと思います!ぜひ一度泊まってみたい!
では、今回の宿泊記とお部屋「スカイコンフォートフロア 洋室32平米」の紹介をしていきます。
16:30 入館からチェックイン
元々歴史ある旅館で今年で創業100周年。
そのためか建物の細かいところに移動に配慮が必要な個所もありました。
旅館入口で荷物と同乗者を降ろして、建物沿いの駐車場に運転者が止めに行く方式です。
入口のスロープは途中までで、入館までの数段の階段はベビーカーのまま入れません。
キャリーケースも同様。
しかし基本的にはスタッフの方が運搬に手を貸してくださるので、
「お昼寝中なのに…!」などでなければ、
さほど困ることは無いと思います。
階段上まで上げた荷物は、トランクカートに乗せてくださりました。
個人的には、車いす移動の要介助者の方々の方がちょっと戸惑うのではないかと想像しました。
チェックインは窓口が4か所ほどで、ピークの時間帯を過ぎていたので、ほぼ待ち時間なく行えました。
部屋のカードキーを2枚もらって、移動します。
部屋までの荷物運搬はセルフです。
本館の部屋までの移動はエレベーターです。2台稼働しています。
サイズはやや小さめで、トランクカートとベビーカー、杖使用の高齢者のいる我が家は
全員同時移動はできず、2回に分かれての移動となりました。
今回確認できていませんがキッズ・ベビーデラックスルームは移動方法がやや異なっているようです。
ちなみに、夕食時間は前半の部が満席となっているとのことで、
後半の19:15からの枠が最速でした。
前後半の時間割は不明ですが、
もっと早い時間帯希望であれば、やはりチェックインも早めに済ませるのが良さそうです。
キッズパークや釣り堀で遊んでいれば、子供が夕食時間までに飽きることは無さそうですので、
次回宿泊の際にはもう少し早い時間に来館しようと思います。
16:45 お部屋へ到着
室内のアメニティは公式サイトから以下に引用します。
客室設備
- 空気清浄機/加湿器
- ユニットバス
- シャワートイレ
- 薄型テレビ
- 電話
- セーフティボックス
- ドライヤー
- ミニ冷蔵庫(空)
- ドリップコーヒー
- 湯沸かしポット
アメニティ
なお当客室に子供用品で設置のないものは以下です。
レンタル可能かまで宿に確認していませんので、必要であれば問い合わせください。
- 洗面所の子供用踏み台
- 補助便座
- ベビーソープ
また、ベッドのお部屋なので事前にベビーベッドレンタルも電話で相談しましたが、
当客室ではレンタル不可とのことでした。
キッズ・ベビーデラックスルームにのみ備え付けてあるようです。
今回は杖使用の高齢の祖母も同行していたため、ベット利用したくこのお部屋を選択しました。
しかし、子連れでキッズ・ベビーデラックスルームを予約できなかった場合は、
潔くスタンダードな和室にしておくのが良さそうです。
また、お願いしてはいなかったのですが予約内容や問い合わせから、
おむつごみ箱も設置してくださっていました!助かりました。
館内には子供用浴衣もありました。部屋にも用意してくださっており、子供も喜んで着ていました。
17:30 温泉
上の息子は祖母と大浴場へ、下の娘は私が室内のお風呂で入浴をさせました。
大浴場には内湯と渓流沿いの大きな外湯があります。
大浴場も赤ちゃんでも利用できますが、ベビーバス使用がルールとなっています。
内湯の方にはベビーバス1つとベビー用のシャワーチェアが3つほど
自由に使えるように置いてありました。
内湯・外湯とも脱衣所にはベビーベッド・おむつ用ごみ箱の設置があります。
3歳の息子と大浴場を利用しましたが、湯温は結構暑めでした。
赤ちゃんが利用するには、調整が必要そうです。
お風呂の後にはゲームセンターで遊びました。
内湯の近くには一息つける広々とした休憩スペースもあります。
絵本や雑誌も置いてあり、子供と行っても楽しめそうです。
19:15 夕食
時間をつぶしながら、待ちに待った夕食会場へ!
特に待ち時間なく入場できました。
ベビーカーでも入れますが、かなり混雑していますので、
食べ物取りに行くときには抱っこひもで移動しました。
子供用椅子(ハイチェア・机付けタイプの2種類)も借りられました。
左右前後とのスペースはベビーカーを置くとギリギリでした。
基本的に椅子席ですが、人数によってはソファ席へ案内されている方々もいらっしゃいました。
ビュッフェって子供が自分で取るって大騒ぎになると思うのですが、
ここにはキッズビュッフェのコーナーがあり、助かりました。
離乳食も月齢ごとに6ヵ月から用意がありました。
地味に助かったのがお盆を置いて押せるカート!
子供が自分で取ったものを自分で運びたくなるのですが、人ごみの中、親はひやひや…。
カートがあれば、人との激突には要注意ですがこぼすリスクが圧倒的に減り、かなり助かりました。
食事が終わったら、例のキッズパークで遊んで就寝…と思っていたのですが、
キッズパークの利用は20時まででした。
泣く泣く諦めて自室へ。
釣り堀もあるのですが、そこで釣ったお魚は夕食に調理してくださるようで、
やはり、早めチェックインが何かと楽しめそうです。
朝食~チェックアウト
朝食会場は昨夕と同じ。朝から和洋中たくさんのお料理です。
朝食後には念願のキッズパークへ。
キッズ・ベビーデラックスルーム以外の宿泊者は
同行者の保護者も含めて一人当たり500円かかります。
やっぱり早めにチェックインできればよかった!
宿泊したスカイコンフォートフロアはチェックアウトが11時だったのが、少しの救いです…。
ロビー奥にラウンジがあり、軽食・ケーキ・ドリンクが楽しめます。
プランにラウンジでのコーヒー(子供はアップルサイダー)引換券があったので
チェックアウト前に利用。
早めチェックインなら(しつこい笑)、子供は遊んで、大人はティータイム…なんかが出来そうです。
次回はそうします。
最後に
周辺には蓼科湖があり、ここが最近急速におしゃれスポットへと変貌しています。
子供連れで行くのにとても楽しめます。
自然がいっぱいで気持ちいい。
湖の周りはぐるっと歩いて一周できたり、
ボートに乗れたり、レンタサイクル、芝生広場もあります。
ここの道の駅は数年前にできたので、トイレもまだ綺麗。
少し下ると蓼科自由農園という直売所もあります。
パン屋さん、サラダ屋さんも併設しています。
野菜、果物のほかに地域のお土産も販売しています。
蓼科湖・自由農園ともども
土日の昼前はチェックアウトした蓼科の観光客で大変賑わうので要注意です。
素敵なカフェも段々増えてきているので、
蓼科自体も10年ほど前よりも子供と一緒に楽しめるスポットになっていると思います。
おしゃれなキャンプ場も増えてきているのでぜひトライしたい!
茅野の遊び場というと白樺湖のファミリーランド周辺が昔から有名だと思いますが、
白樺湖まで行くのって、結構茅野駅からだと大変なんですよね…。
峠道もあるし、小さい子がいると車酔いの心配に加え、意外と遠い…。
個人的には蓼科周りの方が道も割とまっすぐだし、気軽に行きやすいエリアだと思っています。
エリアにはゴルフ場もあるので、子供が大きくなったらゴルフステイもしてみたい。
今回の宿泊は直前に計画した行き当たりばったり旅行だったので、
正直満喫しつくした!とは言い難いのですが、
その分次回の宿泊はちゃんと考えて臨もうと思えました。
しかし、92歳と3歳と0歳連れて行くのはなかなかに骨が折れました…。
でもまあよく考えたら、4世代で旅行出来たってすごい。
ばあちゃんの元気に感謝。この大変さもいい思い出か…。
特に食事シーンは大変すぎてほぼ写真取れず。
キッズパークも母に付き添ってもらったので次回は私も見に行きたい!笑
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